2019年07月26日

2019年(令和元年)第29週感染症情報(2019年7月15日 ~ 2019年7月21日)

●全数把握感染症
百日咳は新生児や乳児が感染すると無呼吸発作やチアノーゼなどの症状が現れ重症化しやすい疾患です。
小児や成人の感染者が新生児らへの感染源となりうるため、注意が必要です。

●定点把握感染症
手足口病が増加傾向を示しており、今後の動向に注意が必要です。
患者のせきやくしゃみ、便の中に含まれるウイルスが手などを介して感染します。
石けんと流水による手洗いを行い、タオルの共有は避けましょう。
伝染性紅斑は定点当たり3.41人となり、過去10年で最大値であった2015年第29週の同3.30人を上回り、非常に多い状況となっています。
手洗いや咳エチケット等の感染予防策に努めてください。

【長野県感染症情報より参照】
(令和元年7月24日更新)