2019年06月07日

2019年(令和元年)第22週感染症情報(2019年5月27日 ~ 2019年6月2日)

●全数把握感染症
レジオネラ症の原因であるレジオネラ属菌は、自然環境中(土壌、淡水等)に広く生育しています。
人工的な水循環設備(循環式浴槽、冷却塔、給湯設備等)の中に侵入、繁殖し、そこから排出されたエアロゾルを吸入することで感染します。
高齢者や他の疾患(糖尿病、慢性呼吸器疾患等)により免疫機能が低下している人は肺炎を起こすリスクが高く、特に留意する必要があります。

●定点把握感染症
伝染性紅斑は4~6年の流行周期があり、前回流行した2015年の同時期より非常に多くなっています。
例年の動向を勘案すると今後さらに増加する可能性がありますので、注意が必要です。

【長野県感染症情報より参照】
(令和元年6月5日更新)