2019年08月16日

2019年(令和元年)第32週感染症情報(2019年8月5日 ~ 2019年8月11日)

●全数把握感染症
レジオネラ症の原因であるレジオネラ属菌は、自然環境中(土壌、淡水等)に広く生育しています。
人工的な水循環設備(循環式浴槽、冷却塔、給湯設備等)の中に侵入、繁殖し、そこから排出されたエアロゾルを吸入することで感染します。
高齢者や他の疾患(糖尿病、慢性呼吸器疾患等)により免疫不全が低下している人は肺炎を起こすリスクが高く、特に留意する必要があります。

●定点把握感染症
手足口病は定点当たり21.87人で、前週(同21・04人)より微増し、1999年の感染症法による調査開始以降最も高値となりました。
患者のせきやくしゃみ、便の中に含まれるウイルスが手などを介して感染します。
石けんと流水による手洗いを行い、タオルの共有は避けましょう。

【長野県感染症情報より参照】
(令和元年8月14日更新)