2023年09月15日

感染症情報(2023年(令和5年)第36週)
2023年9月4日 ~ 2023年9月10日

●全数把握感染症
 結核2例、潜在性結核感染症2例、ライム病1例、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症1例、梅毒2例の届出がありました。

●定点把握感染症
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は先週から減少して定点あたり21.74人でした。
 インフルエンザは7週連続で増加し、定点あたり2.27人でした。
第35週(定点あたり1.18人)に続き2週続けて流行開始の目安となる定点あたり1.0人を上回ったことから、今シーズン(2023-2024シーズン、第36週~)の流行期に入ったと考えられます。
例年の同時期と比べ定点あたりの患者数が多い状況が続いており、過去10年で最も早い流行期入りです。
 引き続き、体温や健康状態のセルフチェックをしていただくとともに、症状がある場合の咳エチケット、手指消毒、換気、適切なマスクの脱着などの基本的な感染対策を心がけましょう。

【長野県感染症情報より参照】
(2023年(令和5年)9月13日)