2018年09月07日

2018年(平成30年)第35週感染症情報(2018年8月27日 ~ 2018年9月2日)

●全数把握感染症
腸管出血性大腸菌は例年に比べ届出数が多い状況です。
トイレの後、調理前、食事前などはよく手を洗うとともに、野菜等を生で食べるときは良く洗い、加熱する食品は中心部まで加熱して出来るだけ早く食べきりましょう。
百日咳の届出が3例ありました。
百日咳の診断には2016年11月から保険収載されたLAMP法が有用であり、迅速かつ特異的に検出することが可能です。

●定点把握感染症
RSウイルス感染症が前週比約2.4倍となり、徐々に増加傾向を示しています。
2016年までは年末に大きな流行がみられていましたが、昨年は秋に流行時期を迎えており、今年もこれまで昨年と同様の傾向を示しています。

【長野県感染症情報より参照】
(平成30年9月5日更新)