2023年08月18日

感染症情報(2023年(令和5年)第32週)
2023年8月7日 ~ 2023年8月13日

●全数把握感染症
 結核2例、潜在性結核感染症1例、腸管出血性大腸菌感染症3例、E型肝炎1例、レジオネラ症1例、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症2例、梅毒3例の届出がありました。

●定点把握感染症
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は8週連続で増加し、定点あたり13.29人でした。
日頃から体温や健康状態のセルフチェックをしていただくとともに、症状がある場合の咳エチケット、適切なマスクの脱着、手指消毒、換気などの基本的な感染対策を心がけましょう。
 ヘルパンギーナは4週続けて減少し、定点あたり4.68人となりました。
流行警報レベルの基準値(定点あたり6.0人)を下回りましたが、引き続き、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には石けん・流水による手洗いを励行し、タオルの共用を避ける、症状がある場合の咳エチケットなど、感染予防に努めましょう。
 夏休みに海外へ出かけた方は、帰国後2週間程度健康に留意しましょう。
感染症には、潜伏期間が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中または帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。

【長野県感染症情報より参照】
(2023年(令和5年)8月16日)